Check 

ヘンケルスの包丁

マルチパーパスナイフ+ペティナイフ
 
 
プチコテージオーナーのタナカです。
 
このブログの自己紹介の欄に「料理上手」と(知らない間に)書かれているのですが、実はここ数年包丁が切れなくて悩んでいました。
砥石を使って定期的にメンテナンスしているんですが、その砥石も真ん中のクボミが尋常じゃない・・・ 
今までろくに砥石の使い方を調べずに研いでいましたが、研ぎ方を紹介している鍛冶屋さんのHPを読んだら”平面じゃない砥石”なんて論外だそうです 笑 
 
これではいかん!ということと、先日の日曜日がたまたま誕生日だったため、バースデープレゼントに包丁と砥石を買おう!という事になり、急遽買い物に行ってきました!
「さて、半日かけて悩むぞ!」と意気込んて百貨店の刃物売り場に乗り込んだ訳ですが、一番最初に触ったヘンケルスというブランドの包丁セットに3秒で決めてしまいました^^;
 
 
【ツヴィリング J.A. ヘンケルス】
刃物職人の街、ドイツ・ゾーリンゲンで1731年に生まれたブランド。
日本でも有名な包丁のラインナップは全て「ヘンケルス」という名前で親しまれていますが、正確には「ツヴィリング」「ヘンケルス」という2つのブランドを展開しています。

 
 
今回購入した「ツヴィリングTWIN Fin マルチパーパスナイフ&ペティナイフ」はドイツ製ではなく、日本の刀鍛冶の街「岐阜」のツヴィリングJ.A.ヘンケルスジャパンが生産しています。
使用感などのレポートをしてみますが、刃物には詳しくないので専門的なポイントは今回話を聞いた刃物研ぎ職人の意見をそのまま横流しします 笑
 
 
 
 
 

・グリップのデザイン

ヘンケルス 左右非対称のグリップデザイン
 
私にとって包丁を選ぶ際の最重要ポイントは切れ味ではなく「グリップ感」です。
今回数十種類の包丁を試してみましたが、グリップ感においてはTwinFinシリーズが一番私の手には馴染みました。
 
左右非対称にすることでどのように握っても手にフィットするようデザインされています!
もちろん人それぞれ手の形は違いますので、合わない人には本当に合わないと思います。
 
また「左利きの人」には向かないのではないでしょうか。
「右利き専用」とは書かれていませんが、左手で持つと違和感があります。
  
 
グリップのデザインだけでなく「全体の重さ」や「重心の位置」もグリップ感を決める重要な要素となります。
包丁を購入する際は、実際の商品を握ってみてから買う事を強くオススメします!
 
 
 
 
 

・切れ味

職人によると「鋼」「ステンレス合金」「ステンレス」で比べると、一番切れ味が悪いのが今回選んだ「ステンレス包丁」だそうです。
 
「鋼の包丁」は切れ味は一番ですが、メンテナンスが大変です。
「濡れたらすぐ拭く」「しまう前には完全に乾かす」を徹底しないと、すぐ錆びるそうです。
そういえば実家で使っている鋼の出刃包丁・柳刃包丁もかなり錆びています 笑
 
「ステンレス合金」というのが良くわかりませんが、「ニッケル」「ケイ素」(だったかな?)などの比率を高めて通常のステンレスよりも硬度をだしたものを指しているようです。
ステンレス包丁として並んでいる中で値段の高い物(一丁2万円以上)のものが、この職人さんの言う「ステンレス合金製」です。
メンテナンス性が売りのステンレス包丁に切れ味まで求めたら値が張る、という事ですね^^;
 
これまでの話をまとめると、ステンレス包丁が一番切れ味が悪くて「劣っている」様に感じます。
切れ味に対する考えは人それぞれですが、私は”家庭で使う包丁に最高の切れ味を求める必要はない”と思いますし、切れすぎるのも結構怖いものです。。
とはいえ「鋼は最高に切れますよ」とか職人に言われたら、男の血がザワザワ騒いでしまい「鋼包丁いいなぁ。」となってしまいます 笑
  
※注意:
あまりにも安価なステンレス包丁の中には、全然硬くないステンレスを使用しているため切れ味が一瞬で落ちてしまう物もあります。
刃物を購入の際には、研いだ直後の切れ味だけではなく、切れ味の継続性にも注意する必要があります。
 
  
今回は「普段使いの包丁」「予算15,000円」で探していたので、ヘンケルスのステンレス包丁を選びました。
 
 
(上の話では登場しませんでしたが、鋼をステンレスで挟んだ「本割り込み」包丁という物もあります。
刃の部分が鋼の為切れ味が良く、周りはステンレスなのでメンテナンス性も良いです。
私が現在主に使ってる包丁がこのタイプで、今回は違う種類を試したかった為除外しました。)
 
 
 
 
 

・刃の形、反り具合

 ヘンケルス 包丁の反り具合
 
見落としがちなポイントが「刃の反り」です。
今回購入した「マルチパーパスナイフ」ですが、反りの大きい「牛刀」と反りのないまっすぐな「三徳包丁」の中間くらいです。
 
  
反っているとどうなるのか?
例えば長ネギをトントントンとテンポよく刻む際、まな板との接地面が少ないため繋がってしまいます。
肉や刺身をスライドしながら切る際の使い勝手は最高ですが、トントントンと刻む用途には反りの少ない三徳包丁が最適です。
 
反りの大きいナイフは「スライド切り」と「ミジン切り」に向いています。
特に、刃先をまな板に付けたままでトントンとミジン切りをする際、反った刃はまんべんなく接地しますので非常によく切れます。
刃がまっすぐな三徳包丁だと、使い込んで中央がくぼんでいるまな板ではミジン切りができなかったりします。
 
Twin Finシリーズにも三徳包丁はあるのですが、それでも日本メーカーの三徳包丁と比べると反りが大きい様に感じます。
同じ名前でもメーカーによって刃の形が異なる為、この点は注意が必要ですね。
 
 
三徳は普段から使っていますので、今回は反りある「マルチパーパスナイフ」を選択しました。
 
 
 
 
 

【グローバルとヘンケルスの違い】


ステンレス一体型の包丁を世界で最初に作ったメーカーは、実は日本の吉田金属工業株式会社だそうです。
現在でも色褪せないデザインですが、なんと1983年に一体成型「GLOBALシリーズ」を発売しました。
以来、ステンレス一体成型の包丁は世界に広がり高い評価を受ける訳ですが、洋包丁業界で日本のメーカーが革新を起こした事は非常に誇らしいですね!
 
街のキッチン用品店でもGlobalはよく見かけますのでご存知の方も多いでしょう。
今回グローバルも触ってみて、職人に違いなどを聞いてきました。
  
 
「研いだ感じだと、材質はおそらく同じものだろう」と言ってました。
当然切れ味や、刃の耐性も同じになります。
  
形ですが、グリップのデザインが大きく違うのと、同じ用途のラインナップで比べると刃の反りがヘンケルスの方が大きいです。
 
価格帯は微妙にグローバルのほうがお買い得です。
グローバルのメインストリームが8400円なのに対して、ヘンケルスは9500~10500円程度です。
 
スターターセットですが、
グローバル(牛刀・ペティ・シャープナー) 14700円
ヘンケルス(マルチ・ペティ) 15750円
 
グローバルはクイックシャープナーが付いているのがお得です。
ただしシャープナーは刃先を整えるだけの簡易処理ですので、年に数回は研石を使ったメンテナンスが必要です。
 
 
 
 
 

【最後に】

グローバルとヘンケルスの違い
 
今回一番感じた事は「包丁は実際に握ってから購入する」という事。
今回はグリップ感を重視して選びましたが、他にも「切れ味」や「刃渡り・刃の形」「全体の重さ・重心」など、人や目的によって重視するポイントは違います。
使用の際に危険がともなう刃物だからこそ、自分にフィットして「ストレス無く使い続けられる物」を選ぶ必要があると思いました。
 
 

 
夏にピッタリ!新柄の手ぬぐいが入荷

tanaka の紹介

タナカ。 プチコテージオーナー。 HPのシステム担当。料理上手でピザとカレーが得意。ピアノが趣味。
カテゴリー: キッチンツール, ミニレビュー   パーマリンク

コメントは受け付けていません。